シュガー × シュガー



「あー、楽しかった!席の周り、楽しい男の子ばっかりだったあ」


上機嫌な伊織。

そりゃ、あれだけチヤホヤされたらねぇ…?


あたしは最悪でしたよ。



「ねえ、玲美。なに怒ってんのよ」


伊織の言葉で我にかえり、
中川のことを必死に訴えた。



「じゃあさ!まずはその紙見ないと!バスに乗ったら見よ!!」



あたしと伊織は帰る前に
受付に原簿を戻しに行った。






「平岡さん!桜井さん!」




振り返ると、そこには…。



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