恋する魔女
愛しいジュリアの唇を舐めるように吸うようにして、キスを深めていくブライアン。



そんなキスにすっかり酔いしれ、全身の力が抜ける。



「クスッ・・・美しい魔女を手に入れた。ジュリア、君はもう僕のモノだ・・・何もかも・・・・・」



ボーッとした瞳で見つめながら、小さく頷くジュリアに優しく微笑みを返し抱き抱え立ち上がる。



「シャワーを浴びようか・・・一緒に。」



そう言うと、恥ずかしいのかブライアンの胸に顔を埋めるジュリア。


そんな姿を見れば、益々苛めたくなってしまうブライアン。



「今日は昨日以上に感じさせて上げるからね。」



と言い、耳たぶを唇で挟む。


“あっ”と小さく反応するジュリアにニヤッと笑って、ブライアンはシャワーに向かって足を向けた。










「可愛い可愛い僕のジュリア・・・・愛してるよ・・・もっと僕でいっぱいにしたい。」


「ブライアン・・・あたしも愛・・してる・・・・」




離れていた1ヶ月分の愛を囁き合いながら、二人は夜までゆっくり深く愛し合った。


































だが、愛し合った後にキッチンに行ったブライアンが、綺麗なキッチンを見て“昼食は魔法で作ったもの”と見破り、ジュリアを叱ったのは言うまでもない。





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