恋する魔女
二人はソファーに座る。



「で、まずはどうするの?」



ブライアンが聞くと、ジュリアは言った。



「まずは二人をどうにかして引き合わせないと!話が始まらないもの。」



そう言いつつ、ジュリアは目の前のテレビを指差す。



.・。*゚・.+。゚



すると、パッとテレビが付き、右半分にダニエルが、左半分にコニーが映っていた。




「ダニエルはどこに向かってるんだ?」


「うーん・・・わからないわ。」



ダニエルはどこかへ向かって歩いていて、コニーは自分の家でボーッとしていた。



「はぁ・・・二人ともいざって時には臆病になるのね。」


「あぁ。ダニエルもいつもならガンガン攻めていくんだが、コニーだとダメみたいだね。」


「仕方ない人ね。それじゃぁ」




テレビに向かって指を差すと



.・。*゚・.+。゚



「何をしたんだい?」



テレビでは、何も変わらずひたすら歩いくダニエルと、ボーッとしているコニーがいる。



だが次の瞬間、二人はハッとした。



「さ、感動のラブストーリーの始まりよ!」





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