恋する魔女
【SIDE:コニー】
家でずっと、ダニエルのことを考えてた。
あれから連絡もない。
「はぁ・・・・・・」
頭を抱えてため息を吐くコニー。
好きって言って、逃げたあたしも悪いけど、ほっとくか普通・・・
考えても考えても、悪い方向に頭は行ってしまう。
まさかあたしが、あんな男の事でこんなにも悩む日が来るなんて。
そう悩んでいたコニーだったが、ふと顔を上げ急いでコートを羽織り、家を出た。
何でか分かんないけど、早く行かなきゃいけない気がした。
誰かが“早く”と背中を押すように・・・
そして、あの最初の場所にやってきた。
「はぁ、はぁ・・・・」
周りを見てみると、こちらに背を向けたダニエルを見つけた。
周りに人がいるのも構わなかった。
「あっ!・・・ダニエル!!」
追い掛けながら叫ぶと、ダニエルはハッとして振り返り、コニーを抱き留めた。
そしてダニエルは一生懸命に自分の気持ちを伝えようとしてくれた。
怖かったのは、あたしと一緒だったんだ。
そう思うと、安心した。
そのせいなのか、この偶然出会えたことに舞い上がってしまったのか、次の瞬間コニーは
「──俺はそれぐらい、君が」
ダニエルにキスをしていた。
家でずっと、ダニエルのことを考えてた。
あれから連絡もない。
「はぁ・・・・・・」
頭を抱えてため息を吐くコニー。
好きって言って、逃げたあたしも悪いけど、ほっとくか普通・・・
考えても考えても、悪い方向に頭は行ってしまう。
まさかあたしが、あんな男の事でこんなにも悩む日が来るなんて。
そう悩んでいたコニーだったが、ふと顔を上げ急いでコートを羽織り、家を出た。
何でか分かんないけど、早く行かなきゃいけない気がした。
誰かが“早く”と背中を押すように・・・
そして、あの最初の場所にやってきた。
「はぁ、はぁ・・・・」
周りを見てみると、こちらに背を向けたダニエルを見つけた。
周りに人がいるのも構わなかった。
「あっ!・・・ダニエル!!」
追い掛けながら叫ぶと、ダニエルはハッとして振り返り、コニーを抱き留めた。
そしてダニエルは一生懸命に自分の気持ちを伝えようとしてくれた。
怖かったのは、あたしと一緒だったんだ。
そう思うと、安心した。
そのせいなのか、この偶然出会えたことに舞い上がってしまったのか、次の瞬間コニーは
「──俺はそれぐらい、君が」
ダニエルにキスをしていた。