恋する魔女
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時刻は只今6時過ぎ。



テーブルには色とりどりのご馳走が並んでいる。




「さ、これで準備OKね!」


「あとは、男二人が揃えば完了だよ。」



そう言って時計を見るコニー。



「あ、来たわ♪」


「え?」



すると



ピンポーン────



タイミング良くチャイムが鳴った。



「すごいね、ジュリア。」



と感心するコニーに、含み笑いをしてお礼をする。



こんなの朝飯前よ。







ガチャッ



コニーを残して玄関のドアを開けると、二人の紳士が立っていた。



「お招き下さり感謝しますよジュリア嬢。」



そう言って手の甲にキスをするのは、コニーの恋人ダニエル。



「よく来て下さいました。さぁどうぞ?コニーはリビングにいるわ。」


「ではお邪魔するよ。」




と、入っていくと、奥の方から“離して!!”とコニーの声が聞こえてきた。



「フフッ コニーったら、素直じゃないんだから。・・・いらっしゃい、ブライアン。」


「はぁ、ここに来る途中も大変だったよ。」



と言ってジュリアにキスをするのは、彼女の最愛の恋人ブライアン。




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