恋する魔女
それからも中々気分が晴れず、コニーも責任を感じたのか、謝って早くに帰った。



一人になると不安になる。



「はぁ〜・・・・・・・」



大きなため息を吐く。




あ〜モヤモヤして嫌になるわ。

こういう時は、好きなことをして気持ちを軽くした方がいいわね。



ジュリアは気分転換に、ショッピングに出かけることにした。




───────────・・・・・



「フフッ たくさんお買い物しちゃった♪」



時刻は7時。



季節はもうすぐ冬になる。辺りはすっかり真っ暗だ。



ショッピングを十分楽しんだジュリアは上機嫌で家路を急いでいた。



「8時頃にはブライアンが来るわね。」



腕時計を見ながら、時間があるから何か作ろうかな?と考えている自分。



そういえば・・・最近ほとんど魔法を使っていないわ。



彼との生活に馴染んできたのかも。

それでなくても、これから彼と一緒にいるためには魔法を隠さなきゃいけないんだから、いい傾向ね。



と、考えていると。



後ろから何か音がした。



振り替えると





「キャ――――――――!!」







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