君について
1章 好き

君と私

今日も君は私を愛してくれた。
まだ優が優しく触れてくれた所が熱い。

今日も私の一日は優からのキスで始まる。

優の顔が近づき半開きの瞼をゆっくり閉じると唇に柔らかい優の唇が重なった。

優は私とのキスが好き。

優の唇が離れ目を開けると前髪には寝癖。

無邪気なところも大好き。

「優、寝癖っ」

優をからかうように言うと、

「うるさい」

と言い強引に口を塞いだ。

キスは徐々に深く変わり自然と私の声も甘くなる。
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