Cold Phantom [後編]
「まぁそうだよな。枕投げなら美咲の圧勝だからな。枕の代わりに敷布団を投げられ…がはっ!?」
「なんか言った、ふーみん?」
「い、いや、なにも…」
「はははっ…」
そんな夫婦漫才をたけは苦笑いしながら見ていた。
そんな流れの会話をしながら、しばらく後に犬塚も俺達の輪に入ってきた。
「また湯川先輩に手を出してるんですか、みーちゃん先輩?」
「手を出すなんて人聞き悪いなぁ。」
そう言いながら、みーちゃん先輩は先程繰り出したばかりの三回目のチョップを未だ湯川先輩の頭から離さずにいた。
それからも雑談は続き、渡良瀬先輩は本当に社長令嬢じゃなく一般人なのか、だとかみーちゃん先輩と湯川先輩の間は本当の所はどうなのか、その話の反動で俺と祥子先輩の同棲生活に突っ込んできたりと話は絶えなかった。
そして、その話が終わってすぐ、違う話を持ち出したのはたけだった。
「そういや犬塚の言ってた謎の廃館っていったい何なんだ?」
「なんか言った、ふーみん?」
「い、いや、なにも…」
「はははっ…」
そんな夫婦漫才をたけは苦笑いしながら見ていた。
そんな流れの会話をしながら、しばらく後に犬塚も俺達の輪に入ってきた。
「また湯川先輩に手を出してるんですか、みーちゃん先輩?」
「手を出すなんて人聞き悪いなぁ。」
そう言いながら、みーちゃん先輩は先程繰り出したばかりの三回目のチョップを未だ湯川先輩の頭から離さずにいた。
それからも雑談は続き、渡良瀬先輩は本当に社長令嬢じゃなく一般人なのか、だとかみーちゃん先輩と湯川先輩の間は本当の所はどうなのか、その話の反動で俺と祥子先輩の同棲生活に突っ込んできたりと話は絶えなかった。
そして、その話が終わってすぐ、違う話を持ち出したのはたけだった。
「そういや犬塚の言ってた謎の廃館っていったい何なんだ?」