Cold Phantom [後編]
四章最終話 森の洋館
※※
時刻は12時15分…
「お、みんな早いねぇ。」
そう言って現れたみーちゃんを最後に、合宿所の裏口にいつもの7人が集まった。
「相変わらずおせぇな、一体どこのパチ屋で油売ってたんだ?」
「んな事するわけないでしょう。親父か私は!!」
「あぁ、すまん。スロの方だったか…」
「ほとんど変わって無いでしょうが!!」
…いつかどこかで聞いたような話の流れだ。
「みーちゃん先輩、静かにして下さい。気づかれますよ。」
「う…うぅ。」
言われて黙り込んだみーちゃん先輩をやはり湯川先輩は静かに茶化していた。
「あいたっ!?」
「みーちゃん先輩じゃないって何度も言ってるでしょ。」
よほど悔しかったのか、何故か怒りの矛先は犬塚に向けられた。
時刻は12時15分…
「お、みんな早いねぇ。」
そう言って現れたみーちゃんを最後に、合宿所の裏口にいつもの7人が集まった。
「相変わらずおせぇな、一体どこのパチ屋で油売ってたんだ?」
「んな事するわけないでしょう。親父か私は!!」
「あぁ、すまん。スロの方だったか…」
「ほとんど変わって無いでしょうが!!」
…いつかどこかで聞いたような話の流れだ。
「みーちゃん先輩、静かにして下さい。気づかれますよ。」
「う…うぅ。」
言われて黙り込んだみーちゃん先輩をやはり湯川先輩は静かに茶化していた。
「あいたっ!?」
「みーちゃん先輩じゃないって何度も言ってるでしょ。」
よほど悔しかったのか、何故か怒りの矛先は犬塚に向けられた。