× Season2
『………永澤閑………さぁ…ゲームを始めよう……!』
「……どういうことよ!!…話と違うじゃないのよ!!」
『…お前はまだ自分の過ちを反省していないようだ………』
「…うるさい!…うるさい!うるさい!…はるなちゃん!!アンタに何が分かるのよ!!」
天の声は淡々と話を進める。
『………ならば…お前にも大切なものを失う気持ちを味あわせてやろう…!……タイマーは作動した。……それが0になると、お前の頭と恋人の頭に向かって銃が発砲される…』
ウィィィィイイン…!
部屋の天井の隅を見ると監視カメラがあり、それぞれに銃が乗っかっていた。
「……………ッ!」
ガチャガチャッ…!
いつのまにか入口は封印されており、次の部屋へと繋がる扉も予想していたが施錠されていた。
ウィィィィイイン…!
そして自分が動くとカメラと銃もこちらを向いた。
どこへ行っても屈んでも銃口は永澤の頭部を狙っていた。
まるで銃を額に突き付けられいるような感覚…