× Season2
しかしどうしても…この『×』の扉より先に足を進めたくない…
何か再びとんでもないことが起こりそうで仕方がなかった………
ピリリリリリ……!!
しかし携帯を取らないわけにはいかない……
一刻も早く助けを呼びたかった……
「…………神様……お願いです……!………何も起こりませんようにッ!!!」
ガチャッ!!
扉の先の光景を見て驚愕した。
「…………マルちゃん…!!」
そこには牢獄があり、恋人が椅子に縛り付けられいた…
「…イッ……イヤァァァアァア!!」
衝撃的な光景に永澤は悲鳴をあげることしかできず、そのまま携帯を前に屈み込んでしまった…
そう…
まだゲームは終わらない…!
ピリリリリリ……!
ピリリリリリ……!!