純愛~妻が僕を殺すまで~
“家庭内別居”ではなく。
お互いに仕事をしていて子どもも生まれ…段々と離れて寝るようになった。
ソレも原因だと思い永眞は、同じ部屋にベッドを並べ寝る事にしていた。
「永眞…どうした?」
「なんでも無いわ。
(信じてる。あなた…信じてるから。)」
永眞は、心で言って微笑んだ。
「良一さん。また、呼んでくれて嬉しい。」
「やぁ。」
好成は、ヘルス嬢・湯那に笑顔を向けた。湯那は、部屋のドアを閉めて中に入る。
「こんな平日に仕事休みなんてなんの仕事してるの?」