純愛~妻が僕を殺すまで~
  

 夫は、妻を睨む。


「保険を担保に50万も、“何に”使ったのっ!!」


 永眞は、怒鳴った。


「遊びに使った。」


「遊び…?」


 永眞は、顔色を変えた。


「そうだ。遊びに使った。」


「“遊び”ってなんの?」


 永眞は、想像がついていたがなんとか落ち着いて聞いた。


「ヘルスだよ。金を払って遊んでるんだ。問題無いだろう?」


 あろう事か好成は、開き直った。


「だからってそんなに通い詰めたの? 保険を担保にしてまでお金借りて!!」


「お前、“疲れてるからしたくない”って言って夜は、何も無いだろう?」


  
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