私の王子はオオカミ君!?

「さ…佐藤君!!離してよ!!」



「う〜ん…嫌がる顔もイイねぇ…」



佐藤君の親指が私の下唇をなぞった。


気持ち悪い…背筋が悪い意味でゾクゾクする。



「や…やめてよ」



「俺には誘ってるようにしか見えねぇんだよ。」



き…キスされる…!



そう思った瞬間、唇に触れた。



私……こんな人とキスしちゃったんだ…

そうおもって目を開けてみると、










目の前には



市ノ瀬がいた……









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