私の王子はオオカミ君!?
ラブラブな日常。
−−ガチャン
直樹が出ていくと
いきなり蒼が後ろから抱き着いて来た。
「…恥ずかしいよぉ…蒼、離してぇ…」
「…ヤダ。今までなんか、ガード固かったし。」
そ、それは…
「…なんか恥ずかしくなっちゃって…こういう甘い雰囲気に慣れてなくて…」
一生懸命話す私に蒼は、
「…可愛い。風邪引かせたくないから帰ろうか。俺達の家に。」
……なんか“俺達の家"がキュンと来た…
私、絶対顔真っ赤だ。