私の王子はオオカミ君!?
「えぇ〜!!蒼サマ知らないの〜?」
「知らないから聞いてるんだけど…」
「蒼サマはね〜♪この市ノ瀬学園の理事長の息子あーんど市ノ瀬財閥の次期跡取りなの!!」
へぇ〜
あんなすごい奴と話しちゃったのか!!
「それに、頭はイイし、スポーツ万能だし、おまけにあのルックスだからいつも周りに女子が居るんだよね〜」
確かに、今もたくさん邪魔な位いる…
「噂では、抜け駆けした人は3年のお姉様たちにシバかれるとか…」
シバかれるだって…!?
私、ピンチとか…?
「まぁ、シバく奴らは蒼サマ自信がシバくらしいけど。って繭、顔青白いけど大丈夫…?」
「ま、まぁ…」
ちょっと怖いよ〜
「もしかして蒼サマと話しちゃった…?」
「う、うん…」