私の王子はオオカミ君!?


電話をかけよう!


そして、私が電話したのは親ではなく。



…プルルルル
ガチャッ



『…あ!?誰だてめぇ!?』


……寝起き?
相当機嫌わるいね…


………まぁ…もう8時なんだけど。


遠慮がちに名前を呼んでみる私。



「も…もしもし…?蒼…?」


「…っ!」

電話の向こうの相手、蒼が固まった気がした。



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