私の王子はオオカミ君!?
それに急に抱きしめられるから
心の準備ができてなくて、
更に熱が上がっちゃいそう。
「あ、蒼〜死んじゃうよ〜」
「え…?死なないで…」
更にギュッと抱きしめてきた。
意味分かってないね…
「ね、ねぇ蒼。私、寝たい。」
お、おぅ。と言って私を抱き上げて部屋まで連れて行く。
そして、ベッドの上に下ろしてもらう。
「なんか、今日はゴメンね?仕事とかしてたんでしょ?」
蒼はたまにお父さんの仕事を手伝っているのだ。
「いや…仕事より、繭の方が大事だろ…?」