時空の森と悪戯な風

圭介がいなくなったら、今度はアタシが森に入ろう。



駐車場で待っていようと思ったけど、多分しばらく森から出てこないだろうから、一旦自宅に戻る事にした。



雨はまだ降っている。

どんどん雨足が強くなっている。



あれからもう1時間、一向に止みそうにない。



「困ったなぁ…」



何度も外に出てみる。



どうしよう…

やっぱり行ってみようか…



車に乗り込み、とりあえず森に向かった。






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