2人のゴール
【慎也side】
体育館の裏で咲月を待っている。
でも、咲月はまだ来ない。
やっぱり、南大樹を選ぶのかな?
誰かの足音。
……咲月。
俺は咲月に抱きつかれた。
咲月は泣いていた。
「慎也……好き」
言ってくれた。
好きって、咲月が俺に言ってくれた。
ずっと待ってた、その一言を。
「ありがとう。俺も……俺も好きだよ」
これで、俺たちはゴールにたどり着いたんだな。
俺たちがずっと来たかった場所。
これからはずっと一緒だ。
俺、分かったよ。
素直になることは、すごく大切なんだってこと。
素直になるのが、少しでも遅いと、ゴールにたどり着くまでの時間が、すごく長くなる。
だから、これから俺は、素直に自分の気持ちを伝えるよ。
咲月、好きだ。
体育館の裏で咲月を待っている。
でも、咲月はまだ来ない。
やっぱり、南大樹を選ぶのかな?
誰かの足音。
……咲月。
俺は咲月に抱きつかれた。
咲月は泣いていた。
「慎也……好き」
言ってくれた。
好きって、咲月が俺に言ってくれた。
ずっと待ってた、その一言を。
「ありがとう。俺も……俺も好きだよ」
これで、俺たちはゴールにたどり着いたんだな。
俺たちがずっと来たかった場所。
これからはずっと一緒だ。
俺、分かったよ。
素直になることは、すごく大切なんだってこと。
素直になるのが、少しでも遅いと、ゴールにたどり着くまでの時間が、すごく長くなる。
だから、これから俺は、素直に自分の気持ちを伝えるよ。
咲月、好きだ。