2人のゴール
【慎也side】
今、俺と咲月は走ってる。
一生懸命走ってる咲月に声をかける。
「咲月、大丈夫か?」
この時だけ俺は、「咲月」と呼んだ。
「うん。頑張ろうね」
咲月は笑顔で言ってくれた。
「あぁ。もう少しで前の2人抜かせるぞ」
「そうだね」
あと5メートル。
4メートル……3メートル……2メートル……1メートル……。
やった!!
抜かせた。
俺たちは今1位。
ゴールまで、あともう少し。
お腹に何かがあたった。
ゴールテープだ。
俺たちは1位なんだ。
咲月と一緒に走れたことが1番嬉しい。
咲月は笑顔で、
「1位だね!」
と言う。
その笑顔はすごくかわいかった。
「そうだな」
練習してよかった。
今、俺と咲月は走ってる。
一生懸命走ってる咲月に声をかける。
「咲月、大丈夫か?」
この時だけ俺は、「咲月」と呼んだ。
「うん。頑張ろうね」
咲月は笑顔で言ってくれた。
「あぁ。もう少しで前の2人抜かせるぞ」
「そうだね」
あと5メートル。
4メートル……3メートル……2メートル……1メートル……。
やった!!
抜かせた。
俺たちは今1位。
ゴールまで、あともう少し。
お腹に何かがあたった。
ゴールテープだ。
俺たちは1位なんだ。
咲月と一緒に走れたことが1番嬉しい。
咲月は笑顔で、
「1位だね!」
と言う。
その笑顔はすごくかわいかった。
「そうだな」
練習してよかった。