2人のゴール

 放課後。
 本来ならば、部活にいけるのだが、今日は委員会がある。
 
 委員会の時の自分の席につく。
 
「咲月!!」
 と未来の声がした。
 未来の方を見ると、慎也の方を見て言っていた。
 またか……。
「だってホントにお似合いなんだもん」
 言われて嬉しいけど……。
 慎也は困ってないかな?
 慎也の方を見ると、慎也は笑っていた。
 困ってないなら、いいんだけど……。
 慎也のことはもう好きじゃないから、もうそんなの気にしない。
< 75 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop