2人のゴール
放課後。
本来ならば、部活にいけるのだが、今日は委員会がある。
委員会の時の自分の席につく。
「咲月!!」
と未来の声がした。
未来の方を見ると、慎也の方を見て言っていた。
またか……。
「だってホントにお似合いなんだもん」
言われて嬉しいけど……。
慎也は困ってないかな?
慎也の方を見ると、慎也は笑っていた。
困ってないなら、いいんだけど……。
慎也のことはもう好きじゃないから、もうそんなの気にしない。