2人のゴール
「見てよ、慎也。こんなにもらっちゃったよ」
困りながら言うが、少し笑っている私。
「咲月、岡田先輩のファンなんだってな」
え?
今、「咲月」って……。
なんか、嬉しい。
「そうなんだ~。私、岡田先輩好きなんだ~」
とはいっても、岡田先輩に恋愛感情は全くといっていいほどない!
でも、岡田先輩は好きだよ。先輩としてね。
「それって、恋愛感情があるってことか?」
「ううん。ただのファン。ほら、岡田先輩の名札。今日から岡田咲月になりま~す」
そう言って、胸のポケットに岡田先輩の名札をつける。
困りながら言うが、少し笑っている私。
「咲月、岡田先輩のファンなんだってな」
え?
今、「咲月」って……。
なんか、嬉しい。
「そうなんだ~。私、岡田先輩好きなんだ~」
とはいっても、岡田先輩に恋愛感情は全くといっていいほどない!
でも、岡田先輩は好きだよ。先輩としてね。
「それって、恋愛感情があるってことか?」
「ううん。ただのファン。ほら、岡田先輩の名札。今日から岡田咲月になりま~す」
そう言って、胸のポケットに岡田先輩の名札をつける。