強気彼氏×強気彼女
第7章
そばにいてくれるか?―愁夜目線
俺達の絆が切れる事は一生ねぇ。
傷ついた時にはいつもそばにいてやる。だから…
「叶、愛羅。これからも俺のそばにいてくれるか?」
「え?そんなの決まってんじゃん。ねぇ?」
「はい。」
『いつでも、そばにいるよ。』
俺はこみ上げてきそうな涙を必死で抑えた。
隣に愛しい愛羅と優しく頼りになる叶。
友達歴とか彼かの歴が短いけど、そんなの俺等の友情・愛情には全然関係ない。
「俺もいつでもお前等のそばにいるから。相談とかあったら言えよ?俺が助けてやっから。」
「あはは。愁夜らしい返事だよ。」
「まぁな。」
こんな些細な時間がなによりも幸せなんだ。
愛羅と叶には分かってんのかな?