ウソつきなキス☆生徒会室のラブソファー
「言っとくけど、このソファーは会長専用だから」

「え、あ、はい…。」

どうしよう…。

さっきから心臓がバクバク言ってて、全然おさまらない。

「でも、」

そう言って颯太先輩はソファーに座った。

「俺と一緒なら、許してやってもいいけど」

先輩のにやっとした表情もかっこよくて、
なんだか頭がクラクラする…。

「お前ってさ、キスとかしたことあんの?」

「な、ないです!!」

ひとまず全力で否定してみる。

「ウソじゃない?」

さっきの寝ぼけた状況が蘇る…。
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