ウソつきなキス☆生徒会室のラブソファー
「べつに、特に知りたいわけじゃ、ないです」

「ふ~ん、俺は未桜ちゃんのこと、知りたいんだけど」

そう言って伸びてきた手が、
制服のリボンにかけられて、そのまま引っ張られる。

ゴムの伸びる感覚に、慌てて手をリボンに伸ばして先輩から離れた。

「その照れた表情、俺ちょー好きかも」

好き!?かも!?
さっきまで他の女といちゃついてて!?

この人、底なしにチャラい!!
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