ウソつきなキス☆生徒会室のラブソファー
「書記と副会長がデキるといけないから、お前これ持って先言ってろ、って颯太先輩が」
「さっすが颯太、ぬかりないねー!」
「まー昨日もですけど」
「昨日?」
「生徒会室の掃除、颯太さんが抜けなきゃいけなかったみたいで、様子見といてってメール来たんです、だけど、」
高宮先輩は何かを察したかのような顔をしてニヤっとし、
「なるほどね」とだけ言うと、ケラケラと笑いながら教室に入り、ソファーに転がると、ケータイをいじって手伝う様子はゼロ。
机並べ、黒板消し、プリント配り…委員会が始まるまでにやらなくてはいけないこと。
黒板消しを手に取った私に幸也くんが近寄ってきて、
「僕やりますから。先輩上のほう届かないでしょう?プリント、配っておいて下さい」
と言ってニコリと笑った。
何このキレイな笑顔と気遣い!年下なのに頼れる!
「さっすが颯太、ぬかりないねー!」
「まー昨日もですけど」
「昨日?」
「生徒会室の掃除、颯太さんが抜けなきゃいけなかったみたいで、様子見といてってメール来たんです、だけど、」
高宮先輩は何かを察したかのような顔をしてニヤっとし、
「なるほどね」とだけ言うと、ケラケラと笑いながら教室に入り、ソファーに転がると、ケータイをいじって手伝う様子はゼロ。
机並べ、黒板消し、プリント配り…委員会が始まるまでにやらなくてはいけないこと。
黒板消しを手に取った私に幸也くんが近寄ってきて、
「僕やりますから。先輩上のほう届かないでしょう?プリント、配っておいて下さい」
と言ってニコリと笑った。
何このキレイな笑顔と気遣い!年下なのに頼れる!