おバカな女総長と愉快なおバカ達★【完】
その瞬間、涙が溢れだした。
初めての失恋ですー……
茉「っ…困らせてっ… ごめんなさいっ…」
恭「茉弥っ!!?」
あたしは恭兎に泣き顔を
見られたく無くて
恐いのも忘れて無我夢中で
走った。
茉「っ…っ………ふぇっ…
恭兎っのばかぁぁっ…」
涙が留まらない…………
胡桃……助けて…………。
恭「茉弥っ!!!」
茉「恭兎ー…………っ…
離して!!あたしはっ
バカだから、優しく
されたらっ期待しちゃう …っ…」
恭「…………期待しろ。」
茉「…………へ?」
恭「今はまだ無理だけど、
お前は大事だから、ごめん 曖昧な答えで…」
茉「ぅえーんっ…恭兎ぅっ… ぁりがとぅぅっ…」
恭「わかったから泣くな」
茉「ぅんっうんー…………」
両想いはまだ無理だったけど
気持ちは確かに、前より
近づいた肝だめしだった。
**茉弥sidおゎり**