とある女の子の小さな恋の物語。

平凡より平凡。

私はとぼとぼと、桜の木の丘を下りる。

そして、歩いて行ける距離の中に。

私の通う学校、「藤崎学園」を目指す。

共学の藤崎学園。
私はそこの中等部。

ちなみに、2−Aだった。

「・・・!!!」

思ったけど、彼のクラスさえ。学年だってわからない。

ホントの後悔。
この事を言うんだな。
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