とある女の子の小さな恋の物語。
付けられた理由は

「平凡の中の平凡女」

要するに、地味中の地味女。

つまらない女。

って所だろう。

そんな私に友達なんかいない。

居たら奇跡だ。
こんな女なんかに。

−−−ガラガラッ。

私は、教室のドアを開ける。

「こんにちは」

「どうしたの??」

こんな声なんか
人気者にしかかけられない。

私なんかには、かけられない。

・・・彼には、かけられるだろうね。

私は、1番端のドアに近い席だった。

そこに座ると地獄が始まる。
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