とある女の子の小さな恋の物語。

彼のあの時。

私に話しかける奴なんかいない。

と、言う事は。

わかる??

必然的に、ヒマ。

私の中学生の頃。総読書数は千冊以上だったと推測される。

この頃読んでた本は

「アニヴァーサリ−」

とかなんとかだった。

ペラペラとページをめくって、栞を挟んだページにたどり着く。

静かに本を読んでると

「ねぇ、聞いたぁ〜?」

聞こえてきたのはクラスの中でもハデなグループのお出ましの第一声。

うるさいったらありゃしない。

私は、そこで驚くべき事を聞く。
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