とある女の子の小さな恋の物語。
「なぁに〜??」

長くカ−ルした茶髪を指先でくるくるしながら答える女。

「2−Bのアリアケマサキの事ぉ!!」

一人が叫ぶ。

「え、何ぃ〜??」

男子の名前に
食いつく女。

「超あいつカッコくない?だって、超金持ちだしさぁ。」

・・・理由は金持ちかよ。

「金持ち意外にもぉ。超イケメンだしぃ。スポーツとか超出来るじゃぁんっ??」

・・・イケメンとスポーツかよ!!

ひそかなる、心のツッコミ。

ホントに、最近の女子ってくだらない。

そんな事にキャアキャア言うなんて。
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