とある女の子の小さな恋の物語。
「あっ、だ、大丈夫。」

「ふぅん。」

「でも、貴方、今寮じゃないなら何処に・・・」

「お前んトコだよ。」

返ってきた答え。

私の思考回路は固まった。

見事なフリーズだ。

「な、な、何処に居るの!?」

私は、ベット側にある
窓を開けて外を見た。

誰も、いない。

あるのは、見た事のある
ただ闇だけの風景。

真っ暗の世界。

「違う。ドア側だよ。ほら、開けてみろ。」

「・・・。」

私はドアノブをゆっくり回して

ドアを開けた。
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