とある女の子の小さな恋の物語。
「よっ。」

そこに彼は居た。

私は、一旦またすぐドアを閉めた。

片手を上げて、彼はそこに立ってたのだ。

有り得ない、状況。

「んだよぉ〜、中入れろよ。」

電話ごしの会話。

すぐ、後ろに居るのに。

「いや、何で貴方居るの・・・。」

「決まってんじゃん。」

急に声のト−ンが
変わる。

「お前に、逢いたかったからだよ。」
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