とある女の子の小さな恋の物語。
「のけ。今から、飯食うんだから。」

その時、思ったけどもうお昼だったんだ。

「わっ、私もですっ!」

片手に下げた小さな弁当箱を彼に突き付ける。

「あっそ。んじゃ、、食べるか。」

そう言って、彼は木の根元に座り込むと

菓子パンを取り出して
袋を開けた。

私も、お弁当食べたいんだけど・・・

そんな思いにお構いなしに、
彼はバクバクとパンを食べる。

そして。。。

「あ〜〜〜、旨かった。」

合計、5個。
ペロッと全部。

あっという間に平らげていた。


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