とある女の子の小さな恋の物語。
心は。
私は、彼にかけられた
上着をぎゅっと、
両手で掴んだ。
「気になった、から??」
「お前がいつも、この木の下でいたのが。」
「・・・で、話しかけたの??」
「面白そうじゃん。だって。」
「面白い??」
「ある意味、お前くらい恐れられてたら。友達から話しかけられなくても生きているのが。」
「私を、試したい訳??」
にやっ、と彼は不敵に笑った。
上着をぎゅっと、
両手で掴んだ。
「気になった、から??」
「お前がいつも、この木の下でいたのが。」
「・・・で、話しかけたの??」
「面白そうじゃん。だって。」
「面白い??」
「ある意味、お前くらい恐れられてたら。友達から話しかけられなくても生きているのが。」
「私を、試したい訳??」
にやっ、と彼は不敵に笑った。