とある女の子の小さな恋の物語。
「今日の俺らはどうかしてんだ。」

力つきて、座った私に
彼は目線を合わせてくれた。

「だから、何言っても。夢だ。いいんだ。」

優しそうな瞳。

「俺もだ。」

もっと泣いちゃう。

「お前が、好き。」

「大好きだ。」

信じられない。

彼は、私の目を見て言った。
< 55 / 74 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop