とある女の子の小さな恋の物語。
「今、お昼だよね。」

安西涼が腕時計を見る。

「うん、昼休みだと思う・・・」

「外、行こうっ!!!」

ぐいっ

連れ出された外の世界。

回りの人の目。

「すげぇ、可愛いし。」

「めっちゃ可愛いくなぃ??」

・・・こんな事、初めてだ。

可愛いの声。

綺麗の声。

私とは、一生無縁かと思ってた。

かけられるのは
可愛い、物語のお姫様だけ。
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