とある女の子の小さな恋の物語。
「ねっ、ちょっと。」

私を引っ張って歩いてた安西涼に声をかける。

「ん??」

テンションが高くなると性格が変わるみたいだ。

「私、行きたい所がある、の。」

今の私を見て貰いたい。

今の、私を。

貴方に。

今、貴方は何処に居るの??

知りたいよ。

< 71 / 74 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop