うらばなし
「俺からすれば、今回の新作はヤンデレだと思うがな。『彼女』側がそれを塗り潰すほどに、強烈なだけで」
『彼女』次第で――愛する人次第で、何色にでも染まるヤンデレですからねぇ。
文月の台詞ですが、
“涼実が『して』と言うなら、『できる』”
これに限りますよ。
「君のヤンデレは、いったいどういった色になるのだろうな」
むせ返るほどの愛なんて生易しい。甘ければ甘いほど、呑み込めるというものですよ。
「ますますもって、君の味覚には合わんな、これは」
ロードの舌から直接貰えたら甘そうですがね。