うらばなし
姫「海派なのでそちらにとお願いしたいですが、青々しい方の誕生日なのですよ」
瑞「何だって……」
姫「良ければ一緒にお祝いを」
瑞「そいつ、どこにいる」
姫「お祝いしてくれる顔じゃないですねぇ」
瑞「誉にあることないこと吹き込んで、いざ追ってみれば満面の笑みで逃げ回る青々しい奴はどこにいる」
姫「そうでした。ヤンデレさんに追っかけられる快感を味わうために危ない橋を渡っていましたね、あの方は」
誉「青々しい人、誕生日なんですか。あ、瑞希サンタの出番ですよっ」
瑞「いいかい、誉。プレゼントあげるという点だけが同じであって、誕生日とクリスマスは別だから。というよりも、俺が瑞希サンタと呼ばれて喜ぶだなんて青々しい奴の言うことを信じないでくれっ」