うらばなし
評価
ぴゃああぁぁぁっ!
「な、なんだ!――って、お前かよ。驚かせんなっ」
あ、し、失礼しました。いや、少しためになることがありましたので。
「いったい何があったんだ?」
いえね、とある一般の文学社が作品を募集していたので、送ったのですが、評価シートが送られてきたんですよ。
「なんでそれが奇声に繋がるんだ」
歓喜です。プロの編集者さんからの評価はなかなかに奥深くためになる。
ふんふん、やはりここはこうすべきだったかぁ。
「なんかお前、前回に作品を公にしたくないとか言ってなかったか」
それはアドバイストピでわざわざ晒すことはしないだろうの意です。
今回は違います。作家としての一歩を踏み出すための一段目として、一般文学社に送り、結果として評価が来たと言う、私がやった行いの結果が現れたのですよ。