うらばなし
――
ひーめー、すみませんでしたっ!(一を実行中)
「……」
さすればこの茶菓子を。幸福色のブッセをあなたに。(二を実行中)
「……」
そうして更には、この薄皮まんじゅうの詰め合わせを(三をry)
「……」
な、ななんと、ミルクたっぷりママの味な焼き菓子も……姫?
「どちらさまでしょうか」
え゛っ。
「私の目を欺けるとお思いで?私の友人たる空波の真似をするなどと、いささか無理があるのでは?」
……、ふっ。さすがは姫君と言うべきかのう。ワシの正体を一目で見抜くとは。