うらばなし
姫「それが分かったのならば、あなたは今まで通り、神のご意志に従えばいい。ええ、私も、家で待っている『ロードノオカシ』のため、誠意を持って謝る(祈る)つもりですから。信じれば救われるのです」
イ「なんと神々しいお人なのでしょう。あなたのお名前は?」
姫「姫です」
イ「神々しい女性にぴったりのお名前ですわ。神に愛されし姫よ、だからこそ千年真祖にも勝てたのでしょう」
姫「ええ。危うく、私が命を落とすところでしたが――瀕死の状態で、千年真祖の刃が心臓に突き刺さる瞬間、奇跡が起こったのです」
イ「我らが神が起こした奇跡が……!」