うらばなし
姫「バナナの皮がなければ、私は負けていたことでしょう」
イ「……」
姫「おや?もしやイリイア、『それが奇跡?』と神がもたらしたバナナの皮を疑うので?」
イ「い、いいえっ、そうですよね!どんな形でも奇跡は奇跡!ああ、神よ。千年真祖という悪を屠るためにそのような奇跡を起こして下さったのですね!」
姫「神に祈り続ければ、イリイアもいつかはバナナの皮に救われる日が来るでしょう。――では、私はこれで」
イ「お待ちください」
姫「はい?」
イ「バナナの皮と言えども千年真祖に勝ったあなたをぜひとも、我がカトリックに迎え入れたい!」