うらばなし


シ「いたいいたい。そんな叩かなくても、君が実は攻められたい願望を持っているのはお見通し――いたいいたい」


ユ「もうあなたの変態ぶりは神様でも治せませんねっ」


姫「それはどうでしょうか」


ユ「へ?」


シ「ぶふっ」


姫「おや、失礼。着地点を誤りました」


ユ「ひ、ひひ、姫様!?どうしてここに、というか上から、え、な、なんで!」


姫「天井に穴を開けました」


シ「穴なんかないだろうが。降りろ。俺の上に乗っていいのは、ユリウスだけと決まっているんだ!」


ユ「姫様に向かって何言ってんですか、あなたはっ」


シ「あ、ユリウス。もしかして卑猥な意味で捉えたか?ませてるなぁ、空から降ってくる人の下敷きになるなんて行為、ユリウスにしかしたくないってそのままの意味なんだけど。ああ、ユリウスがどんな意味で考えたのか、出来れば実践してほし、い゛っ」


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