うらばなし
ミナナ「カルツさん、マカロフの弾が無くなったんですが、予備持って、いま、せん、でした……か?」(口あんぐり)
カ・姫「「……」」
ミ「……」(バタン!)
カ「ま、ミナナ!?」
姫「よくあるーな展開なことで」
カ「いっ、やっ、誤解だっ、誤解――って、扉閉めてる!?ミナナ、開けてくれ!」
ミ「すみません、お邪魔しました」
カ「邪魔じゃない邪魔じゃない、むしろミナナ以外の存在が邪魔なんだから。閉めないでよ、ミナナ!俺が君を追うと知った上で、そうして扉を開けさせまいと意地になっているのは分かるけど、激しい誤解をしている!
天地が引っくり返ってもあり得ない!俺がミナナ以外の奴と寝るだなんて。分かるだろう、ミナナ。俺にとってその行為は、ゴキブリと寝るのと大差ないって!」