うらばなし
デスペリア
「裏でこそこそしていたかと思えば、君は……。また救いようがない作品を書いたな」
はい、なんかもう……。言葉がないです。
「救いが一切ない、皮肉ばかりのメビウスの輪を作り、何が楽しいのだか」
いや……、ええと、ですね。
表紙にあります、「どうして分かってくれなかった……!みんな、ただ生きているだけなのに!」という言葉が頭に出てきたと思ったら、次々に言葉が出てきて、書きなぐり、どうにかこれを物語にできないかと思いした次第なのですが。
「で?あんな血なまぐさいだけの作品が出来上がった、と」
メッセージ性を持たせているようで、実に無意味な作品なんですよねぇ。何せ、現代の日本にいる以上、私たちにこんな日常はあり得ませんから。