うらばなし

冬「ああ、僕と入るためにまだ入らなかったんやねぇ。姉さん、そっちに温泉あったどすえ。一緒に入ろう!」

依「秘湯はこの先にーーって、冬月くん。いくら性別不詳でも、今のところ、私は君を男と思っているからね!一緒にはーー」

冬「長年の謎が解けるチャンス」

依「さて、タオル巻いて入ればオッケーね」

冬「さすがは姉さんやわぁ」

ド「……」エットー

依「あ、ドラちゃん。紹介するね、私の友達の冬月くん。狐面被っている変な人だけど、人間の友達よ」

冬「恋人どす。まさか姉さん、僕にあないなことしておきながら、友達の域に収めるんやないやろねえ」

ド「……」キャッ

依「頭を撫でただけでしょっ、誤解される言い方しない!ドラちゃんも、顔を赤らめない!」

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