うらばなし
雛「や、やっぱり、刑事さんはカッコいいですね!」
紫「俺以上に?」
雛「一番カッコいいのは紫暮さんですよ」
紫「そう。良かった、危うく俺が捕まるところだったよ」
雛「へ?」
姫「お二人とも、危うく殺されるところだった私が犯人を探し出しますので、今日はもう」
紫「そうさせてもらうよ。デートの途中だったのに」
雛「……、あっ」
紫「忘れてましたって反応だね。もう二度と忘れないように、今日はみっちりと教え込もうか」
雛「ごめっ、ごご、ごめんなさい!」
紫「痛いことはしないから、安心して」
雛「他に何するつもりですかー!」
姫「愛があれば、事件性は皆無ですね。寄り道せずに帰って下さいねー」バイバーイ
マ「……」チョイチョイ
姫「ダメですよ、マンナカ。前足でつついては。抱き締めてあげましょう」
マ「……」(は!?)
姫「お誕生日のプレゼントですよ」
マ「……」ムウゥ
姫「ふふ、あなたなら、やってくれると思いました」
マ「……」プ、プイ